今回視察で先ず訪れたのはベトナム ホーチミン市でした。とにかくバイクの多いことに驚きました。2人、3人乗りは当たり前、中には4人乗っている場合もあります。その数は圧倒的で、川の流れのようです。今でも1、000台/日の割で増えているとのこと、正に国民・市民にとって欠かせない「足」です。おまけに近年の経済発展で車も増加し、加えて信号が少ないので道路を横断するのも勇気が必要です。交通量の多い地区はちょっとした距離でもツクツクに乗ったほうが安全で早いとのことです。中にはチップ稼ぎの「渡し屋」も存在するとのことです。我々の観光バスの傍らも接触寸前で走り抜けます。渋滞箇所では「逆走」もしてます。私は絶対にこの状況で運転したくはありません。
ちょっと昔はバイクのことを「ホンダ」と呼ぶほど日本のバイクの占有率が高かったのですが、近年では中国製格安バイクが売れており、人々はそれに「ホンダ」のエンブレムやシールを貼って走っていました。なんだかな〜・・・見栄?
観光客で注意すべきは「バイクひったくり」だそうで、女性のショルダーバックなどは特に盗られやすいとのこと。下手に抵抗すると引きずられて余計大変なハメになるので危険だそうです。さらに、ホテル街でも、あちこちから声(怪しげな日本語)をかけられたり、ストリートチルドレンの様な子供たちがせびりに来ます。人、バイク、ひったくりにビクビクしながら歩かなければならないので、ちょっと「歩きにくい」街でした。