メコン南部経済回廊旅日記 その7 ベトナム・ホーチミン まとめ

2014.03.27

メコン南部経済回廊旅日記 その7 ベトナム・ホーチミン まとめ

ベトナム・ホーチミンではO垣共立BK、ホーチミン駐在事務所のI所長のお話をお聞きすることができた。40代と思うが切れ者だと思う。しかしながら名古屋市出身ということで、フランクに政治・経済事情をお話していただけた。ベトナム編の最後にそれをまとめてみました。

・共産党1党独裁体制であることを忘れてはいけない。公務員が多いがその賃金は低く1人では家計は支えきれない。故に共働きか、賄賂(左手の収入と言う)が当たり前のように横行している。

・治安はフィリピン、インドネシアに比べるとはるかに良い

・役人のレベルが低く、法律変更についても周知徹底されていないので、申請側からレクチャーする必要があるほど。加えて支持や方法に一貫性がないため「申請業務」にかなり工数と忍耐が必要である。

・識字率が90%と高く、若い労働力が豊富(28.5歳)である。ワーカーの賃金レベルは300ドル(中国の1/3、タイの1/2)、但し上昇も激しく5年で2倍になった。

・外国からの直接投資は2013/17で日本が34.4%を占め1位、累計でも2012/12までで日本が1位である。故に大変親日的である。

・北部:ハノイは首都で行政の中心製造業の集積が進んでいる。中部:ダナン市が中心、東西回廊によりラオスに直結している。南部:ホーチミン市は経済の中心、国内販売を目的とした企業の進出が多い。北と南は今でもあまり仲は良くない。

写真は南ベトナム政権時代の大統領官邸であり、同時にベトナム戦争終結のシンボルでもある「統一会堂」です。

CIMG9376

 

中小企業診断士 成瀬 和典

プロフィール

1958年愛知県名古屋市生まれ。
早稲田大学卒業後、自動車部品製造会社に勤務。
その後、2003年中小企業診断士登録。同年成瀬コンサルティング事務所設立。
専門は工業、人材育成およびIT等。
一般社団法人愛知県中小企業診断士協会会員、同中小企業診断士実習指導員。
社団法人中部産業連盟中小企業診断士登録養成課程実習インストラクター。
名古屋商工会議所会員。

お問い合わせ