最近肌で実感していることがあります。仕事を離れた「団塊の世代」が行き場を求めています。私は元来製造業が専門なのですが、BtoCのコンサルの仕事もちょくちょく舞い込んできて、改めてその市場の大きさに驚いています。日本の人口構造ではあったりまえの話なのですが、十年前とは様変わりです。
前述しましたが、トレーニングジムは「おじさんたち」の「憩いの場」となっていますし、平日昼間っから走ったり、ウォーキングしたりしている「おじさん、おばさん」たちもやたら多いのです。昔は病院が「集いの場」でしたが、今や元気を持て余したシニアが町のあちこちにいるのです。(そんな風景を体感している私も・・・)
目ざとい企業はその市場を拡大しています。9月に改装した八事イオンは4階に高齢者向け「グランドジェネレーションズフロア」(G.G ジージーというネーミングは洒落?)を設け、それなりの商品・サービスを提供していました。そこのオープンカフェは平日の11時でも満席で、ひっきりなしにお客が足を運んでいました。
何か製造業でもそこに勝機を見いだせないかと考える次第です。もっと彼らの生態を研究しなくては・・・と思う今日このごろです。