メコン南部経済回廊旅日記 その10 カンボジア プノンペン

2014.04.06

メコン南部経済回廊旅日記 その10 カンボジア プノンペン

カンボジアに入ると隣国ながらベトナム「キン族」とは明らかに違う「クメール人」が多くなります。キン族は中華系の感じがしますが、クメール人は肌の色は浅黒く、彫りが深いので、どちらかといえば「インド」的な人種です。

今回訪問した国の中では最も良い印象が残りました。国そのものの印象というよりは、ガイドの「ナット君」がなんとも清々しい青年だったからです。下図中央

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聞けば裕福な家庭ではないけれど、頑張って大学を卒業し、ガイドの資格(結構難しいらしい)を取ったそうで、日本が大好きとのことでありました。3回ほど日本に来たことがあるとのことで、「綺麗な国」の印象が強く、そこが好きな原因とのことです。

カンボジアの平均年齢は22.6歳(日本は40歳をこえている)と若い人が多く、それだけプノンペンのの街も活気があります。

未熟ながら若くて未来に向かって進んでいる「国」、そんな印象のカンボジアです。

年齢別人口分布がかなり「歪」があるのはポルポトの大虐殺が起因していると言われています。カンボジアでは日本のように「ご両親は元気?」などの挨拶は「禁句」だそうです。ちなみにナット君のおじいさんも「キリングフィールド」の1つに連れて行かれたということでした。

参考ながら、「地雷」の撤去はタイとの国境以外はかなり進んでいるみたいです。

カンボジア人口構成

 

中小企業診断士 成瀬 和典

プロフィール

1958年愛知県名古屋市生まれ。
早稲田大学卒業後、自動車部品製造会社に勤務。
その後、2003年中小企業診断士登録。同年成瀬コンサルティング事務所設立。
専門は工業、人材育成およびIT等。
一般社団法人愛知県中小企業診断士協会会員、同中小企業診断士実習指導員。
社団法人中部産業連盟中小企業診断士登録養成課程実習インストラクター。
名古屋商工会議所会員。

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