メコン南部経済回廊旅日記 その9 陸路カンボジア プノンペンへ

2014.03.29

メコン南部経済回廊旅日記 その9 陸路カンボジア プノンペンへ

   国境を超えるとカンボジア経済特区「バベット」と言う街です。カンボジアでのチャーターバスはそこで待っていました。そこにはなんと巨大な「カジノ」が10軒以上、まるで荒野の真ん中に場違いなディズニーランドがあるみたいでした。自国のカジノが禁止されているベトナム人が遊びに来るとの事です。カンボジアから見れば今やベトナムは裕福な国なのです。

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そこから国道1号線をプノンペンに向かい走ります。1時間ほどでいよいよメコン川です。ここはフェーリーで対岸まで渡ります。約15分です。

フェーリーの中は出航まで「売り子」さんがいろいろなものを売っています。「コオロギ」の佃煮?が名物らしいですが、ちょっと遠慮いたしました。まあ日本で言うところの「いなご」と同じですか・・・(笑)

実はこのフェーリーがメコン南部回廊のネックの1つになっており、繁忙期には川を渡るのに渋滞で3時間もかかることがあるとの事。そのため現在、日本が120億円の無償資金協力を行い「ネアックルン橋梁」と言う橋を建設中で、遠くにその姿が見えました。2016年末には完成予定で、そうなればこのフェーリーは廃止されるとの事です。ちょっぴり貴重な体験をした気がします。

 

カンボジア地図CIMG9463コオロギCIMG9461CIMG9458

中小企業診断士 成瀬 和典

プロフィール

1958年愛知県名古屋市生まれ。
早稲田大学卒業後、自動車部品製造会社に勤務。
その後、2003年中小企業診断士登録。同年成瀬コンサルティング事務所設立。
専門は工業、人材育成およびIT等。
一般社団法人愛知県中小企業診断士協会会員、同中小企業診断士実習指導員。
社団法人中部産業連盟中小企業診断士登録養成課程実習インストラクター。
名古屋商工会議所会員。

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