昨日、豊橋のJ工業にお邪魔しました。カリスマ的社長の下、約70名の中小企業でありながら、全国的にその技術の高さを評価されており、超優良企業です。
さすがにナノレベルの樹脂成型技術水準に加え、工場内4Sも目を見張るものがありました。息子である専務さんが色々と案内してくれたのですが、気さくで謙虚な人がらながら、自社への自身と誇りに満ち溢れていました。
最後の質疑応答の中で「技術・製品開発について誰が主導なのか」と言う問いに対して、「社長は方向性を示し、設備を準備するだけで、あとは従業員が自主的に考え、実行して、大げさな計画などはなく、正直なんとなく進んでいるんですよ」との答えでした。
私は、これは経営学的に言えば、ピーター・センゲ「学習する組織」そのものだなと思った次第です。が・・・・
天邪鬼な私は、色々と思いを馳せております。