支援している食品会社の新商品の海外展開の支援をすることになり、11月中旬に上海で開催される「FHC 2015ジャパンパビリオン」出店に向けて準備し始めておりました。私にとっても会社にとっても初めてのことに、申請やら手続きやらでいろいろと奔走しておりましたが、ようやく目途がつき、次のステップに入るところでした。ところが中国の輸入規制措置の概要というものがあり、原発関連10 都県(福島、宮城、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、新潟、長野)が原産地の物産が対象になっており、支援会社の食品も対象になってしまいました。現在何とか回避できないか検討しております。他国ではもっと厳しい国もあります。
いけないことですが、東北大震災、原発事故も何となく頭の中で風化しており、今回「海外の目」から見た、その影響の大きさを目の当たりにしました。おそらく、上記10都道府県&関連業者さんたちにとっては未だに生き死にの状態にあるのだと思います。
ある日突然すべてを失い、いまだに立ち直るすべもない・・・こんな状況に置かれたら、私ならすっかり心が折れていると思うのです。何もできない自分が情けなくも思います。わけのわからん施設に無駄遣い?しているぐらいなら1人でも多く支援すべきと考えてしまいます。猛省しなければなりません。