少し大きな仕事を受けました。1人でプランニングをもんもんと考えていましたが、はたっ!と気づき診断士仲間の数名に声をかけたところ快く集まり、協力してくれることになったのです。ありがたいものです。初回から色々なアイデアが出てくるのは、色々な経歴や技能を持った集まりだからのみならず、その前向きな姿勢にあると感じました。特に仕事上の関わりはなかった診断士仲間ですが、正に「ホーソン実験」を地で行ったパフォーマンスです。
【ホーソン実験とは】
当初は物理的な作業条件と従業員の作業能率の関係を分析する目的で、社内的に照明実験が行われ、次いでリレー組み立て実験が開始された。この時期からハーバード大学のエルトン・メイヨー、フリッツ・レスリスバーガーらが研究に加わり、さらに面接調査、バンク配線作業実験という一連の研究が行われた。この研究の結果、労働者の作業能率は、客観的な職場環境よりも職場における個人の人間関係や目標意識に左右されるのではないか、という仮説が導き出された。また、集団内には「能率の論理」に規定される非公式組織が存在すること、非公式組織における仲間意識や集団内の規範が作業能率に影響を与えることをメイヨーは突き止め、人間関係論を展開した。